WEKO3
アイテム
アリーアブラムシ共生系における今後の展望:内部共生細菌や天敵群集を含めた複合共生系とアブラムシの適応との相互作用
http://hdl.handle.net/10252/00005872
http://hdl.handle.net/10252/00005872ed73b594-ad31-4430-8d1b-802a2baeb42a
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
日本生態学会誌57-3 (1.0 MB)
|
|
Item type | プレプリント / Preprint(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2019-03-18 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | アリーアブラムシ共生系における今後の展望:内部共生細菌や天敵群集を含めた複合共生系とアブラムシの適応との相互作用 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Perspectives on ant-aphid mutualisms: interactions between adaptation of aphids and complex mutualisms including endosymbiotic bacteria and natural enemies of the aphids | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 相利共生 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ブフネラ | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ギルド内捕食 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 階層構造 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 種内変異 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_1843 | |||||
資源タイプ | other | |||||
著者 |
片山, 昇
× 片山, 昇 |
|||||
著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 32629 | |||||
姓名 | Katayama, Noboru | |||||
書誌情報 |
日本生態学会誌 巻 57, 号 3, p. 324-333, 発行日 2007 |
|||||
出版者 | ||||||
出版者 | 日本生態学会 | |||||
ISSN / EISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0021-5007 | |||||
DOI | ||||||
関連タイプ | isVersionOf | |||||
識別子タイプ | DOI | |||||
関連識別子 | info:doi/10.18960/seitai.57.3_324 | |||||
出版社版URI | ||||||
権利情報 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/seitai/57/3/57_KJ00004816801/_article/-char/ja/ | |||||
テキストバージョン | ||||||
出版タイプ | AO | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_b1a7d7d4d402bcce | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 460 | |||||
NIIサブジェクト | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 生物学 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 相利共生とは、相互に関係する生物種が互いに相手から利益を受ける関係であ り、あらゆる生態系にみられる。しかし、相利共生は状況に応じて変化し、時 として解消される。相利共生は多様な生物種を生み出してきた大きな要因であ るため、相利共生の動態を解明することは生態学や進化学の重要な課題となっ てきた。アリとアブラムシの関係は、アブラムシが甘露を提供するかわりに、 アリがアブラムシの天敵を排除するという、良く知られた相利共生の一つであ る。しかし、アリーアブラムシの関係は生態的あるいは進化的に変化しやすく、 相手ljから片利、さらには敵対にいたるまで多様な形態が存在する。このような アリーアブラムシ系における関係の変異の創出や相利共生の維持機構について、 これまでの研究ではアブラムシがアリに随伴されることに対するコストと利益 を考慮した最適化理論が用いられてきたが、その範曙に収まらない例が多い。 一方で、( 1 )アブラムシの内部共生細菌は宿主の形質を変化させる、( 2)ア リは局所的な昆虫の群集構造を決める、ということが明らかにされてきた。そ こで本稿では、アリーアブラムシ系を複数の生物が関わる相互作用として捉え直 し,相利共生の動態について議論する。特に、( 1 )アリーアブラムシー内部共生 細菌による複合共生系の存在と、( 2)アリーアブラムシの相利共生とアブラム シ天敵の群集動態とのフィードバックについて仮説を提唱する。 |