@article{oai:barrel.repo.nii.ac.jp:00000912, author = {片岡, 正光 and 滝浪, 雅夫 and 阿部, 浩久 and 梅澤, 喜夫}, issue = {11}, journal = {分析化学}, month = {Nov}, note = {生体のイオンチャンネルはホルモンや神経系などに存在し,生体を維持していくうえで極めて重要な役割を演じている。生体膜におけるこれらのチャンネルのユニークな点は,基質の選択的な認識とそれに就く情報の増幅がチャンネルスイッチングにより達成されていることである。著者らはこのようなコンセプトを利用したセンサーの開発を手掛け,リポソーム上で起こる抗原/抗体/補体反応を利用したイムノセンサーを開発l)2)した。又,ニュ-トラルキャリヤーや大環状ポリアミン,シクロデキストリンポリアミンを包埋したLB(Langmuir-Blodgett)累積膜を感応腰としたイオンチャンネル型センサー3)4)も報告した。 今回、脂溶性の高いバソフェナントロリンをはじめとするキレート剤を脂質二分子膜中に包埋したリポソームが,外側の膜表面で金属イオンとキレート剤とが選択的に錯体を形成することにより,膜の陰イオン透過性が急激に増大することを見いだした。このことを利用して増幅を伴う金属イオンの定量法の試みを行った。}, pages = {789--792}, title = {キレート剤を包理したリポソームを用いる金属イオンの増幅定量}, volume = {39}, year = {1990} }